高血圧と脳梗塞や心筋梗塞が起こる前の兆候

心電図のイメージ

高血圧症状による脳梗塞や心筋梗塞の発症と言った事態を避けるためには根本の高血圧を治療することが必要になります。
しかし気付くのが遅れてしまった場合や治療の効果がなかなか出ないときなどは、普段からそうした事態に発展するリスクがあるとして用心が必要です。
ではそうした高血圧によって引き起こされる脳梗塞・心筋梗塞の兆候としてはどういったものがあるのかと言うと、まず脳梗塞に関しては視力障害や強いめまい、舌のもつれ、手足のまひと言ったようなものが挙げられます。
普段から高血圧気味な人がいきなり片方の目が見えなくなったり、視界がかすむようになったなどの状態になった、他の人が見て明らかに話し方が異常だと感じられた場合は用心が必要です。
正確に言えばこれは一過性脳虚血発作という発作なのですが、これが繰り返されると脳梗塞の発症確率は一気に上がります。
そのため一度でもこういった症状があったのであれば、なるべく早く病院を受診するべきです。
次いで心筋梗塞についてですが、これは狭心症発作が兆候として当てはまります。
胸の奥の痛みや違和感がこれに該当し、程度としては立っていられないほどの激痛から単なる違和感にとどまる程度までさまざまです。
激痛が走れば否応なしに狭心症を疑えますが、違和感を感じるような程度だった場合には「狭心症発作では」と疑えるようにしておくことが必要です。
ただこの心筋梗塞で恐ろしいのが、こうした兆候があるのは全体の2/3程度だということです。
全体の1/3は兆候なしに心筋梗塞に至ってそのまま帰らぬ人となることもあります。
結論から言えばこうした兆候があるものの、高血圧による死を回避するには根本治療が必要だということでしょう。
「兆候が出てから」では遅いことも多いため、早めの治療をお勧めします。