肺動脈性肺症と本態性高血圧と合併症の鼻血のリスク

高血圧には本態性のものと二次性のものがあり、原因となっているものが明確になっているかどうかで区別されます。
二次性のものは若いうちから発症することが多く、難病に指定されているものも含まれているのが特徴です。
肺動脈性肺症はその一つです。
原因が全く不明で発症することもあり、遺伝性であることも示唆されています。
原因が薬剤や膠原病、門脈圧の上昇などに伴うものという場合もあり、肺動脈性肺症と一つに分類されてしまっていますが、多様な病態があります。
原因がはっきりとしている場合にはその治療を行うことで治療が行える場合もありますが、そうでない場合には対症療法として血管拡張療法により症状を抑えるという試みがなされていくのが一般的です。
肺動脈性肺症のようにそもそも治療法が確立されていないために治療が困難である二次性高血圧もある一方で、本態性高血圧の場合には治療方針は明確になります。
殆どの場合には生活習慣を是正することによって改善が見られるからです。
しかし、高血圧はあまり自覚症状がなく、動脈硬化を伴って重篤な疾患を患ってから後悔するということも珍しくありません。
そういった治療の難しさがあるのが本態性高血圧です。
動脈硬化に伴う合併症として脳卒中や心筋梗塞はよく知られるようになりましたが、もっと身近に感じるようなものも合併症として存在します。
鼻血は動脈硬化によっても引き起こされるものです。
ただし、毛細血管が傷ついて出る鼻血とは異なり、動脈からの出血になる鼻血は簡単には血が止まらず、口から溢れるようにして出血することもあります。
本人よりも周囲の人が驚くということがあるほどの大量出血になる場合もあることから、たかが鼻血と侮れない状況になってしまうのが高血圧から生じる合併症としての鼻血なのです。